”勉強しない主義” を貫いて、大学受験という試練に挑んだ結果、
まりあが得たものとは。。。それはね、志望校の合格でした。
驚くなかれ、”受験したすべての学校に合格” したんですよ。
スベリ止めの学校については、合格する自信があったんだけど、
第一志望の試験ではね、英語の問題が半分しかできなかったのよ。
それなのに、合格していた。。。競争率も、けっこう高かったのにね。
必死に勉強して受からなかった人たちには、申し訳ないと思ったけど、
少なくとも、まりあにバチが当たることはなかった、というわけです。
”神様、本当にありがとう” と、まりあは天に感謝しました。
社会へ出たあかつきには、かならず使命を果たすと、心に誓いながら。。。
晴れて第一志望校に入学したあとも、当然ながら(笑)、遊びほうけていました。
サークル活動が楽しくて、恋にコンパにと、明け暮れていたわね。
いまの大学生であれば、早くから就職試験の勉強に励むんでしょうけど、
まりあが学生だった頃はね、世の中の景気が良かったんです。
それに、当時は一番、”就職に強い” と言われた学科に入学したので、
正直なところ、”就職活動なんて、楽勝だ” と思っていました。
運の強さには自信があったし、子供のころから要領が良かったので、
自分にかぎって就職できないことはないと、タカをくくっていたのよ。
実際のところ、まりあが通っていた学科にはね、大企業からの求人が
山のように押し寄せていたので、選ぶのに迷うほどだったんです。
数年前、大学生の就職率が最低だった時にも、通っていた学校は
高い就職率を誇っていたから、まりあの要領の良さがわかるでしょう?
なにも偏差値の高い学校ばかりが、有利なわけじゃないのよ。
ようは歴史があって、卒業生を多く出している学校を選ぶことです。
会社訪問したのはね、大手のメーカーばかりだったのですが、
自宅に近い場所に事業所のある、東京の会社に就職を決めました。
丸の内に本社のある、いわゆる、一流企業と呼ばれる会社です。
まりあのことだから、もちろん採用試験の勉強は、一切していません(笑)
真面目に勉強してきた人には、納得できない話かもしれないけど、
就職というのはね、知識がどうのという問題じゃないのよ。
”会社が欲しいと思う人材かどうか” 。。。それだけなんです。
まりあは会社でね、新入社員のリクルーターも務めたことがあるので、
経験から言えることなんだけど、就職に成績はほとんど、関係ありません。
まりあは、平凡な学校を卒業したうえに、成績も良くはなかったけど、
入社式では新入社員代表に選ばれてね、幹部たちの前で、答辞を読んだわよ。
ただし、勉強が苦手な人が、就職で勝ち組の座をつかむにはね、
とにかく、就職に強い学校を選ぶことと、自分の内面を充実させること。
会社の求人が一流大学に集中しがちなのは、仕方のないことだよね。
なぜなら、採用する相手は、社会に出たことがなくて、海のモノとも、
山のモノとも分からぬ学生なんだから、偏差値で判断するしかないでしょ。
でもね、卒業生が真面目に働くことが知られている学校なら、
偏差値には関係なしで、会社は求人を出すものなのよ。
そういった就職に有利な学校を、まず探すことが大事なんです。
まりあの場合は本能的に、その手の学校を選んだわけなんだけど、
面接まで進んでしまえばこっちのモノで、あとは、自分次第というわけ。
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東京の大手メーカーでの勤務を経て、
国立大学の研究室に勤務しました。
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