日本の経済が不況に陥ってから、”職歴なき高学歴者” が激増していて、
まりあにしてみると、気の毒としか表現できないのは事実です。
彼らには責任がないばかりか、まじめに教育を受けてきた人たちでしょう。
好景気の世の中であれば、社会に貢献できたであろう若者たちが、
国の政策ミスの犠牲になるなんて、まりあには納得できません。
誤った偏差値教育を受けて社会へ出た、国の中枢で働く大人たちが、
若い世代に不利益をもたらす現状が、歯がゆくて仕方がないですね。
思い通りの人生を歩んでいるかに見えたまりあにも、やがて、試練が訪れました。
国立大学では同僚にも恵まれたし、有益な知識を得ることもできたのですが、
複雑な人間関係に巻き込まれたのが原因で、ストレスで体調を崩してしまったのよ。
いま思うとね、その職場に長居はできない運命だったのかもしれません。
もともと神経が繊細だったこともさることながら、悪いことが重なる
時期があるもので、ひどい失恋まで経験してね、うつ状態に陥ったんです。
まりあという人間は基本的に、組織には向かないタイプなんですよ。
性格もありますが、そもそも、学校教育に馴染むことのなかった人間が、
日本の閉塞した社会システムに、順応できるわけがないんですよね。
社会へ出てからというもの、その事実には早い段階で気づいていたのに、
自分自身に無理を重ねたことが、消耗を早める原因だったのでしょう。
組織に順応すべく、努力をしてきた自分を、今は褒めたいと思うのですが、
国立大学退職後はしばらくの間、内省の時を迎えることになりました。
ようは引きこもりでね、自宅に閉じこもって、何もしない時間を過ごしたのよ。
振り返ってみれば、疲れ果てた心身を癒すのに必要な時間だったし、
本来の自分を取り戻すための、大切なステップだったような気がします。
そのときは無力感にさいなまれて、果てしなく落ち込んだりもしたのですが、
今にして思えば、それは神様が与えた、大きな試練だったんだと思います。
そして、力尽きたまりあを温かく見守ってくれた、両親にも感謝しています。
あの内省の時期がなければ、今のまりあは、存在しなかったかもしれません。
自分を見つめ直す時間を持てたからこそ、本来歩むべき道にも戻れたし、
今の幸せにたどり着くための、きっかけにもなったと思うんです。
挫折は人が精神的な面で大人になるために、必要な試練なんですね。
このブログを読んでいる皆さんも、今はツライ時期にいるかもしれないけど、
自分に与えられた試練だと思って、夜が明けるのを待ってくださいね。
朝の来ない夜はない。。。今は暗くても、かならず太陽は昇るのだから。
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東京の大手メーカーでの勤務を経て、
国立大学の研究室に勤務しました。
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