まりあは最後の職場がね、都内の歴史ある国立大学だったのですが、
あまりにも恵まれた教育環境で、学生たちが羨ましく思えました。
受験勉強を拒否した結果、平凡な学歴で終わってしまいましたが、
国立大学の素晴らしさを知って、選択を誤ったかと後悔したくらいです。
進学校だった県立高校時代も、自主性を重んじる校風に恵まれて
幸せだったので、公立の学校には、メリットが大きいと実感しています。
裕福な家庭の子供たちが集まる私立では、視野が狭くなる傾向があります。
同じような家庭環境の生徒ばかりだと、健全な価値観も育たないしね。
さまざまなバックグラウンドを持つ生徒が集まる、公立の学校は、
社会の縮図ですから、世の中を学ぶには、最高の教育環境といえます。
まりあはいま、経済的には余裕がありますので、子供がいたとしたら、
教育にお金をかけることも可能ですが、中学受験はさせないと思います。
子供の将来を考えると、安易な道を歩ませるのは、好ましくないからです。
中高一貫教育にはメリットもあるとは思いますが、もし中高一貫教育を
受けさせるとしたら、間違いなく、国公立の学校を選ぶと思います。
まりあは社会経験が豊富なので、世の中の厳しさを知り尽くしています。
親の敷いたレールに乗って、私立の学校という ”温室” で育った人たちが、
社会の荒波にもまれて挫折する様を、イヤというほど見てきました。
学歴さえあれば幸せになれるほど、世の中というのは甘くはないし、
温室育ちの世間知らずでは、これからの時代には通用しないでしょう。
自分の力で運命を切り開ける者だけが、生き残れる時代ですから。。。
だからこそ、”お受験ブーム” には、首をかしげるばかりなのです。
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東京の大手メーカーでの勤務を経て、
国立大学の研究室に勤務しました。
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